復活祭
今週末はPasquaパスクアと呼ばれるキリスト復活祭の休暇でした。
カトリック信者がほとんどのイタリアではとても大事な日ですが
信者ではない私にとってクリスマスはともかくパスクアは、
どう過ごしていいものか未だに良く分からない祝日です…
例年通り同居人のみんなはお仕事で
私は学校も閉まっているので殆どひきこもり練習生活してました。
曲が山積みですからね…(*_*)
パスクア当日の日曜日だけはちょうと4月の第一日曜日だったので、
国立美術館や遺跡施設の無料開放日ということでちょっとだけ散歩へ♪
近所のボルゲーゼ公園を徒歩で抜けて…
ローマ国立現代美術館 です!
天気が悪いせいか意外とツーリストで混んでいてびっくり。
こちらの美術館、家から近いのになぜか一度も来たことがなかったのですが
もっと早く来ればよかった!
というくらい大充実の常設展でした。
ご近所にある21世紀美術館は正直微妙なんですが、こちらは大違い。
現代美術館とはいいますが19世紀の作品も多く、
イタリア人作家はもちろん大好きなフランス近代絵画も豊富。
モネやゴーギャン、ゴッホなどなど著名作ぞろいでした。
今回いちばんのお目当てだったデ・キリコはイタリア人というだけあって初期から晩年まで沢山のコレクションが…
デ・キリコの間まであって十分に堪能できます。
絵画のほかに現代アートの部屋もあって楽しめますが、
個人的には豊富な絵画作品を思う存分眺めることが出来て幸せでした♪
イタリア人画家の作品もイタリアに住んでから見ると、
普段目にしている建物や風景がそのまま素材として使われているので
全く違う印象を受けますね。
そしてミラノの20世紀美術館で見て以来とても好きなイタリア未来派の
Gerardo Dottori ジェラルド・ドットーリ
ローマの現代美術館にはさらに沢山の作品が所蔵されていて大興奮。
気に入りすぎて下の絵を撮って携帯の壁紙にしました。満足です。笑
古典絵画ばかり充実していると思ったイタリア…あなどれません、
(ひとつ難を言うなら作品のポストカードをいっさい売ってなかったので作ってほしい)
今回は練習もあるしと早々に切り上げて帰りましたが、
また必ずゆっくり見に来たいと思います♪
Mari